2003年09月ログ。 |
今年は善光寺で七年に一度の御開帳が行われる年だったそうだ。 善光寺と言えば、落語に「お血脈」という噺がある。善光寺で「お血脈の御印」というのを額に押してもらうと誰でも極楽へ行けると評判になり、みんな極楽へ行ってしまって地獄に来る者が居なくなったのを苦々しく思った閻魔大王が、石川五右衛門にお血脈の御印を盗ませようと計画するが、というような内容。 この「お血脈を盗めば解決」という考えは安易すぎるんじゃないかと思う。「みんな極楽に行きたい」という根本の部分を無視したままだからだ。そこを変えないことには真の地獄再興は望めない。 ではどうしたら良いのか。ここで閻魔大王に「地獄のディズニーランド化」を勧めたい。誰もが行きたがるディズニーランド。集客数の増加を目指すなら、あの手法を真似しない手はない。 まずアトラクション名を見直した方がいい。「スプラッシュ・マウンテン」みたいな感じに。針の山はニードル・マウンテンだ。じゃあ血の池はブラッディ・レイクか。焦熱地獄は「魅惑のバーニング・ルーム」。叫喚地獄は少しヒネって「ツイスト・アンド・シャウト」にしてみよう。
賽の河原は「一人ジェンガ」で決まりだ。
パネルクイズ・アタック25で、序盤の攻防の末、こういう図になることが良くある。
見るたびに思うのだが、この図になったら、次のクイズには答えない方がいい。なぜなら、その次の問題で自分以外の解答者が答えるとカドに入られるから。 それがわかりきっているのに、ここで誰も答えずに進行が滞るような場面は見たことがない。みんな勝ちたくないのか。テレビに出られただけで満足か。 では「絶対勝ちたい」と思ってる4人が揃ったらどうなるだろう。この図になってから、何度クイズが出題されてもピクリとも動かない4人。そのまま一日が過ぎ、一ヶ月が過ぎ、一年が過ぎ、………。
4人はそのまま石になりました。そう言えばアメリカに4人並んでる石像あったな。あれがそうかな。
9/25分で「一緒に南海の帽子を買いませんか」と書いたところ、MOTOMACHI RADIO SHOWの元町さんから「ひとくち乗るぞ」というメールを頂きました。 元町さんは俺と同じく札幌在住なので、すぐにでも南海オフが可能。ただですね、決して若くない二人の男が南海の帽子をかぶって差し向かいで飲んでいる風景というのは、周りから見ていかがなものかと。それじゃただの「南海ホークスが大好きな人」じゃないでしょうか。見知らぬオールドファンから話しかけられたらどうしよう。門田でも誉めておけば許してくれるだろうか。 ------------------------- ホークスの周辺事業の引受先がコロニーに内定したそうだ。 コロニーって、どんな会社だろう。その社名は知らないが、心当たりがある。
やっと子供の頃に読んだ話が現実になるのか。新生ホークス、おそらく本拠地は宇宙だ。
地震の後、釧路に住む親戚に電話をしてみた。 「あぁ、全然大丈夫。前の地震(1993年・釧路沖地震)があったでしょ。あの時にカップボードの扉が開いて食器が全部割れちゃったから、その時以来、食器類は使うたびに箱に入れて保管してるしね。」 使うたびに?いちいち? 「そう。毎食ごとに。」
そこまでやるか。前回の地震に対する恐怖で、少しおかしくなってしまったのかもしれない。 ------------------------- 今回の地震メモ。 ・えりも町がズレた。 ・ケガ人続出。タンスやテレビの下敷きになって。 ・苫小牧の精油所で火災。
朝5時に激しい揺れ。札幌、震度4。関東で地震が起こるって聞いてたもんだから、「この分だと関東はさぞかし揺れただろうなぁ。もしかして第二次関東大震災?日本沈没?」と思ってテレビをつけたら、震源は釧路沖だった。 震源に近い地域に住んでいる昔の友人にメールを送ってみたら、なかなか返事が来ない。サーバーが混み合ってるのか。それとも…。 その友人から5時半頃に返信。 ゆれたねー へぇ。結婚するのかぁ。 おめでとう。天災がつなぐ人の輪。B'zのバッド・コミュニケーションって、そういう歌かな。
南海ホークスの帽子が欲しい。
1988年にダイエーグループがホークスを買収したことにより消滅したデザイン。今頃になって欲しくなってきた。しかし15年も前に生産を中止したモデル。もちろん売ってるわけもない。 「無い」となると欲しくなるのが人情だ。なんだか、どうしても欲しい気がしてきた。いっそ作ってしまおうか。草野球チームのユニフォームを作ってるような業者に発注すれば、すぐにでも可能だ。ただ、一個だけ頼むわけにもいかないから、ある程度まとまった数を作らなければならない。 なんか大掛かりになってきた。何十個も作ってどうするんだ。なんなら販売してみようか。意外と需要あるかもしれない。追加注文も入りそうだ。もしかして儲かっちゃったりして。それなら前もって正式に許可をとっておいた方がいい。後でモメるのは面倒だ。でも、球団みたいなデカい組織は個人相手の交渉になんて乗ってくれないだろう。門前払いに遭わないために、まず会社を設立した方がいい。よし、忙しくなるぞ。
と、まあいろいろ考えたわけですが、検索してみたら売ってくれるところがありました。会社は設立しなくても良さそうです。危なく南海の帽子の在庫に埋もれながら生活するところでしたが、ギリギリのところで助かりました。 どうやら10人分の注文が溜まりしだい生産するみたいなので、みなさんも一緒に南海の帽子を買いませんか。「南海オフ」も企画します。開催地は札幌駅前の白木屋でいいでしょうか。南海の帽子をかぶって集合です。全国からの御参加、心よりお待ちしております。 ------------------------- どうも今度はダイエーがホークスを売却するらしく、買うのは京セラになりそうだ。 京セラホークスが優勝したら、やっぱり半導体セールだろうか。IC工作大流行。みんなでウソ発見器作ったり。今から楽しみだ。
トヨタの新型プリウスには車庫入れや縦列駐車の際、ハンドル操作を自動でやってくれるオプションが用意されているらしい。 これはすごいと思い、車の運転がヘタな彼女に教えたら、こんな言葉が返ってきた。 「あ、じゃあ自分は運転してるフリだけすればいいんだ。」 …いや、フリもしなくていいと思うよ。 「だって運転席にボサっと座ってるだけってカッコ悪くない?」
俺の彼女は、そういう人。おそらくバイクのサイドカーなんかに乗ったらカーブのたびに体を激しく左右に振って、自分の体重移動でバイクをカーブさせているフリとかすると思う。
夜中に車を運転していて、たまたまラジオをつけたらユースケ・サンタマリアがしゃべっていた。 時刻は1時半頃。オールナイト・ニッポンをやっている時間。そうか、最近はユースケがオールナイト・ニッポンのパーソナリティをやっているのか。全く知らなかった。 そんなことを考えながら聞いていたら、CM明けに驚きのタイトル・コール。
「B'zのオールナイトニッポン!」
えー!? しゃべっているのは確実にユースケだ。もしかしてユースケがB'zのメンバーになったのだろうか。いや、たぶん違う。これはどういうことだ。 事情がわからなかったので家に帰ってきてから調べてみたら、どうもやっぱり本当はB'zが出演する予定だったらしく、何らかの事情でユースケが代役を務めたようだ。たぶんドタキャンだろう。知らないけど。 しかしB'zが出ないのに「B'zのオールナイトニッポン!」とは、これいかに。本人が出なくてもB'zの話さえしていれば名乗っていいのかな。それならウチもやらせてもらおう。
というわけで本日の「B'zのビューティフル突然」、これにて終了。お相手はビューティーでした。愛のまーまにー、わーがまーまにー。
細川たかしの故郷と言えば北海道の真狩村。欽ちゃんのオールスター家族対抗歌合戦を見ていた方々には、細川たかしの父の音痴っぷりとともにお馴染みのことと思う。 その真狩村を車で通った時、こんな標識が目に入った。
真狩村に細川たかしの銅像があるというのは、テレビでも見たことがある。せっかくだから見学して行くことにした。
車を停めて銅像へと向かう。
銅像の横に回ると、台座に細川たかしの手形があった。
手形に手を合わせると、細川たかしのヒット曲が流れる仕掛けのようだ。ひとつだけ曲名ではなく、「メッセージ」というタイトルの付いた手形があったので、そこに手を合わせてみたら、ものすごい大音量で浪曲が流れ始めた。もちろん歌っているのは細川たかし。ビックリして、逃げるようにその場を離れた。
銅像の裏手には小川が流れていて、散歩コースになっていた。非常にのどかで心が安らぐ風景だったが、この時も銅像が歌い続けていて、うるさくてたまらなかった。一度スイッチが入ると、しばらく歌い続ける仕組みらしい。このあたりも本人を忠実に再現していると言えるのではないだろうか。しばらく散歩して、銅像が歌い終わったのを確認してから車に戻る。
ついでに駐車場近くに売店があったので、そこも覗いてみることにした。
入り口から細川たかし一色。 「合掌風の宿」という歌をプッシュしているようだ。新曲なのだろうと思ったが、検索してみたところ違うらしい。(→こちら。試聴もできます。しませんか。)
店内も細川たかしだらけ。 歴代シングルのポスターがズラリ。ちょっとした細川たかしミュージアム。
そしてこんな商品も。 せんべいにまでなってるとは思わなかった。真狩村の細川たかし依存度がわかる一品。この辺で、いい加減あきてきたので、車に乗り込み、細川たかし地帯を後にした。
そして車で走り出して間もなく、真狩村から出る寸前くらいに「湧き水」という看板があるのを見つけた。 真狩村は羊蹄山という山の麓にあり、そのあたり一帯は水がきれいなことでも知られる。 真狩村には細川たかし以外にも誇るべきものがあるのだ。もっと、そういう面を売り出せばいいと思う。何も一歌手にだけ頼ることはないじゃないか。 そういう想いで看板を見たのだが、近付くにつれて見たくない文字が見えた。
ガッカリだ。水が湧いても細川たかし。この体質は簡単に変わりそうも無い。 ------------------------- おまけ 壁紙サイズにしてみましたので、よろしければ壁紙にどうぞ。しませんか。
高校の時、生物の先生が授業中にこんなことを言った。 「昔はイカの刺身が大好きだったんですが、 顕微鏡で表面を見た時から食べられなくなりました。みなさん知ってますか? イカの刺身の表面には、寄生虫の卵がブドウの房のように連なってるんですよ。」
これを読んだ人がイカの刺身を食えなくなりますように。
夜中にドライブしてたら「○○神社」というのぼりを数カ所で見掛けた。お祭りシーズンなんだろうか。 お祭りと言えば型抜きを思い出す。型抜きというのは、もち粉でできた薄い板(→こんなやつ)に付いてる絵柄の外側を、針で削っていくゲーム。成功すると型抜き屋のオヤジから賞金がもらえる。 この「賞金がもらえる」というのが曲者で、本当に賞金が出る事なんかほとんど無くて、どんなに上手くできていても、だいたいオヤジが「あー、ちょっとキズが入っちゃってるねー」とか難癖をつけて子供がションボリして帰るというのが相場。 この状況って、意外と大人になってもあると思う。優れた企画書を書いても「あー、コストパフォーマンスがねー」っていうオヤジ。成績を上げても「あー、今月は特殊だったからねー」っていうオヤジ。 いつだってゲームはオヤジのものだ。
NHK教育「心の一冊・青春ブックガイド21」の再放送を見た。 三人の若者がリポーターとなって、各界の著名人が推薦する本を読み、その推薦者のところに話を聞きに行くというスタイルの番組だったのだが、その三人の内の押切もえという人に釘付けになってしまった。 出演者の中で一人だけ抜群に綺麗だったために画面から浮いてしまっていた彼女。なぜか三人の中でも「本好き芸能人代表」みたいな扱いだったのだが、司会者から「押切さんは本が好きなんですよね?」という質問をされた時に「そうですね、太宰治とか芥川龍之介が好きです」って、モロなことを言っちゃってた。しかも緊張していたのか目が泳いでいた上に、言葉もセリフっぽくなってしまっていて、絶妙なウソくささを醸し出していた。たぶんあの人、本とか読まないんじゃないかな。 でも、他の二人が「ライ麦畑でつかまえて」とか「三四郎」みたいなド定番の青春小説を担当する中で、彼女だけロマン・ロラン「魅せられたる魂」全10巻を担当してたあたり、もしかしたら俺が知らないだけで、本当にすごく本好きで知られる人なのかもしれない。そうじゃなきゃ、全10巻の本を読む仕事なんか来ないような気もするし。 とは言え本当のことなんて視聴者にはどうでも良くて、重要なのは彼女が軽薄な口調でロマン・ロランって言うと、どうも漫才コンビの名前みたいにしか聞こえなかったことであり、それはきっと番組にとってマイナスだったんじゃないかと思う。青空ろまん・ろらん。 ------------------------- 美人の あら探しをして恋心を抱かないようにする技術は、中学生の頃に身につけた。いろんなことに挫折した俺だが、その技術だけは向上する一方。
こんばんは。山瀬まみです。お父さんのためのワイドショー講座。 ------------------------- ・東ちづるが結婚。 東ちづると一緒に暮らすのって、なんか面倒くさそう。仕事に疲れて家に帰った時に、岩塩で包んで焼いた鯛とかをオーブンから出されたらどうしよう。しかも塩がイタリアのやつとかだったら。その上「日曜はホームパーティーだから空けといてね」とか言われたら。そしてそれを断った時に、日本人の国民性についてまで言及されたら。 ・氣志團・綾小路翔とPUFFY・吉村由美が交際。 ・高見盛、ブレイク。 ・「座頭市」、封切り。 ・世界柔道、開幕。 ・加護亜依が眞鍋かをりに似てきた。 ・井上和香には華がない。 ------------------------- 最後の方はワイドショーネタですらなくなってしまった。小ネタが溜まってたんです。全体的に話題が古くてすみません。
彼を見くびっていたようだ。加藤晴彦、世界柔道で泣いてた。 さて、加藤晴彦と言えば「あいのり」だが。 ------------------------- 昔の知り合いに、「こんなにモテる奴が世の中には居るんだな」と感心するくらいモテる男が居た。 そいつを一言で説明すると、なんか「あいのり」の登場人物みたいな奴だった。顔が似ていたとかじゃなく、「恋愛に関する感情が全てセリフ化されている」という点において。 恋の話を振ると、すごい勢いで喋り出す。「俺はあいつの事が好きだけど、もし今この状態で付き合う事になったとしても、お互いのためにならないと思う」みたいな言葉がポンポン飛び出す。「人間にとって恋愛とは」とか「あいつに会って変われた俺」などという、顔が赤らんでしまうようなキーワードも随所に織り込みながら。 どうも彼がモテる理由のひとつは、その恋愛話の巧みさにあったようだ。巧みと言っていいのかどうかはまた議論の分かれるところであると思うが、とにかく事実そのトーク術に、同年代の女子達が面白いように次々と陥落していった。
彼はその後、某雑貨店へと転職し、店長になった途端にバイトの娘に手を出して、できちゃった結婚。披露宴で聞いた涙ながらの新郎スピーチは長過ぎて忘れてしまったが、帰り際にそっと俺に耳打ちした「ゴムは付けろよ」という、あまりにもありがちな一言だけは一生忘れない。なぜならそれが、長い付き合いの中で俺が彼から聞いた唯一の「心から出た言葉」だったと思うから。
高校の時、「格技」という科目名で柔道の授業が週1回あった。 普通の高校生にとって、柔道なんてつまらない。はりきってるのは柔道部員だけ。ほとんどの生徒が適当にこなす科目だった。でも、2度だけ全員が真剣に取り組んだことがある。 1度目は2年生の時だったと思う。その日、柔道を教えるH先生が深刻な顔で格技場に現れた。 全員正座で先生と正対し、礼。何か重たいムードを察知して静まりかえる格技場に、H先生の声が響く。 「実は今朝の授業でな、騒いでる奴が居たもんだから、ちょっと殴ったんだが」 スタートから怖い。先生が続ける。 「当たったところが悪くて…歯が折れちまったんだ。しかも4本。それでちょっと問題になってな。さっき親御さんが学校に来てな。もしかしたら教師やめることになるかもしれん。」 重い空気。 「しょうがねぇな…もう一人くらい殴ってから辞めるか!ハハハハハ!」 空気を読めないボンクラの数人が一緒になってアハハハ、と少し笑ったが、場の空気に押しつぶされて、すぐに黙った。この日の授業は、みんな真剣だったと思う。恐くて私語なんて一切なかった。その学期の終業式では、H先生が山の中にある宿泊研修を行う施設に赴任することが発表された。理由は発表されなかったが、みんな知っていた。
2度目に授業を真剣に受けたのは、3年生の時。 この年に格技の授業を受け持っていたのはS先生。彼は柔道部出身で、青春を柔道に捧げた人らしい。そのS先生がある日の授業で受け身の練習中に、こう言った。 「お前ら、受け身の練習だけはキチンとやっておけよ!俺の先輩でも、受け身に失敗してダランとなった人、いっぱい居るからな!」 ダランとなった、という言葉が面白かったので意味もわからず笑っていたら。 「お前ら、ダランとなったらイヤだろ!チンコだぞ!一生だぞ!」 これは効いた。ダランとなるって、そこかよ。イヤだ。それだけはイヤだ。格技場が、それまでとは違った雰囲気に包まれる。ビシッ!バシッ!と鋭く畳を叩く音だけが響き渡る。全員真顔。 この時は、かなり真剣だった。しかし授業の後になって考えてみたら、受け身に失敗してダランとなるメカニズムが誰にもわからなかったので、この話は忘れ去られていった。もしかしたらこれも「先生に聞かされたウソ話」の類かもしれない。 ------------------------- 世界柔道が始まった。頑張れ加藤晴彦。泣くところ、たぶん無いぞ。
昨日、「宇宙飛行士になるには誰とでも仲良くできる能力が必要」ということを書いたが、そう言えば潜水艦乗務員の適正として最も求められるものも「協調性」らしい。何ヶ月か前にNHKで海上自衛隊の潜水艦を取材していた時、インタビューを受けた潜水艦乗務員が言っていた。 あと、「短気でないこと」も重要だとか。密室での長期間に渡る業務をこなすには不可欠な要素なのだろう。潜水艦の場合、ひとたび海に出れば何ヶ月も同じメンバーで過ごすことになるから、ケンカっぱやい奴なんかが居たら目も当てられない状況になってしまう。 しかし、のん気で協調性のあるメンバーばかりが100人単位で集まっている状況というのは、どうなんだ。やたらみんな優しい感じ。それ俺がやっとくわ、とか、面倒だったら明日もカレーでいいよ、みたいな事ばっかり言ってたり。 ミスにも寛大。短気な奴が居ないから誰も怒らない。酸素切れた?いざとなったら水面まで上がればいいじゃない。気にするなって。食料切れた?魚でも捕ればいいじゃない。大丈夫だって。え?ミサイル飛んできたの見逃しちゃった?しょうがないじゃない。ドンマイドンマイ。あぁ、穴あいて水が入っちゃった?いいよいいよ。誰のせいでも無いって。 艦内の水位が上がってくる。絶望的な状況の中、艦長が最後の挨拶。 「なんかもうダメみたいだな。みんなは本当にダメな隊員だった。でも俺は、そんなみんなが大好きだった!」 「艦長!」
金八の最終回みたいなセリフで終焉を迎える潜水艦。しかし涙ひとつ無く、全員笑顔のまま。
NHK「英語でしゃべらナイト」に宇宙飛行士の野口聡一氏が出演し、英語で自己紹介をしていた。 I'm an astronaut.って言ってた。 思わず笑ってしまった。「私は宇宙飛行士です」なんて、どう考えても冗談でしかない言葉が、ここでは本当だから。「よっ!大統領!」ってブッシュに言っちゃってるような感じ。自己紹介しただけで笑いがとれるなんて最高だ。俺も宇宙飛行士になりたい。 そこで宇宙飛行士になる方法を検索してみたら、宇宙飛行士募集のページがヒットした。喜び勇んで目を通したのだが、いくつか列挙されていた応募条件が、ことごとく当てはまらない。英検1級程度の英語力って何だ。本当に英語でしゃべらナイト。歴代日本人宇宙飛行士のプロフィールを見ても、輝かしい経歴で溢れかえっている。 本気で宇宙飛行士になるには、たぶん高校あたりからやり直さなければならないんだと思う。高校生のうちから英語学習に力を入れ、自然科学系の大学に入り、修士課程まで進む。これが最低ライン。 暗い気持ちで検索を続けたところ、NASDAのサイト内に子供向けのページがあった。ついでに子供時代からやり直すつもりで、そっちも読んでみた。
みんなの中に宇宙飛行士になりたい人はいるかな? うん、なりたい。ぼく、がんばるよ。
宇宙飛行士になるには、今からどんな準備をしておけばよいのだろう。ここでは宇宙飛行士になるのに必要なことを教えよう。
だれとでも仲良くなれる心
それは無理だ。やり直しても無理。だいいち「誰とでも仲良くなれる」ような奴とは仲良くなりたくない。ひねくれ者の俺には決定的に向いてない職業だということがわかった。もう生まれ変わったって宇宙飛行士なんて目指さない。
えぇと、いきなり訂正です。 昨日「フォアグラが牛角にあるというメールが来た」と書きましたが、同じ方から再びメールを頂きまして「9/3に販売終了した」とのことです。御紹介が遅れたために、まだ見ぬフォアグラに思いを馳せている方々をぬか喜びさせてしまい、申し訳ありませんでした。 ただ、そのかわり「月見ライス」という新商品にフォアグラが少し入っているみたいです。この一連の牛角情報を送って頂いた方は牛角で働いているそうですので、確かな情報であると思われます。うそフォアグラを求めている方には、こちらをお薦めします。いや、食べてないんですけど。 以上、お詫びと訂正でした。情報をお寄せ頂いた方、ありがとうございました。 ------------------------- 「爆笑おすピー問題!」に、あびる優が出ていて「あびる」というのが本名だという話をしていた。 その中で、どういう字を書くのかを説明している時、「あびるの『あ』は、阿、です。こざとへんの。」と話し、それに続けて「こざとへんってありますよね。Bみたいなやつ。」と言っていた。 すごい感覚だと思う。確かにBみたいだ。彼女は、本名に使われている阿という字を、それこそ何万回と見てきただろうに「こざとへんってBみたいだな」という気持ちを忘れずに今まで暮らしてきたのだ。 俺だって子供の頃に、こざとへんを初めて見た時は「Bみたいだな」と思ったかもしれない。しかし「こざとへん」という名前を聞いた時、意味を与えられた時から、俺にとってあれはBではなくなった。 しかし彼女は違う。目から入ってきた情報と、耳から入ってきた意味を、完全に分離して考えることができている。もし何に対してもそういう態度で接することができる人なのだとしたら、全ての事象がフラットに見えているのではないだろうか。 ひょっとしたら天才なのかもしれない。もしくは少しアレだ。
9/1分で、フォアグラを食ったことが無いと書いたところ、「ウソくさいフォアグラなら牛角にある」というメールと、「フォアグラは作る過程に問題があるので、生産されなくなるかもしれない」というメールを頂きました。ありがとうございます。 この二つの情報を合わせて考えると、一刻も早く牛角に行かなくてはならない。 おっさん壁紙に、すまけい追加。リンクも少し追加。 9/9追記 牛角のフォアグラは販売終了したようです。詳しくは9/9分で。
うがい薬として、カバのCMでお馴染みのイソジンを常用しているのだが、その話を友人にしたら、「どうしてイソジンなんか買うんだ」と言われた。 「たいがいの薬局では『ポピドン』という名前の、イソジンと同じ成分のうがい薬が安価で売られている。価格差は、広告費の違い。」とのこと。しかも薬局によっては「イソジンと同じ成分ですから、こちらの方がお得ですよ」と、ポピドンの方を薦められる場合もあるという。たぶんマージンの差もあるのだろう。 そんなことがあっていいのか。「同じ成分」って、どういうことだ。小林亜星なら訴えてるところだ。 安いからといって、類似品を買い求めるようなことはしたくない。志の問題。だから、俺はこれからもイソジンを買い続ける。
イソジンの新キャッチコピーを考えた。 「貧乏人は麦を食ってポピドンでうがいしろ。」 CMで、これぐらいのことは言っていいと思う。カバが。
鉤屋という会社のイベントに行ってきました。 すごく面白い事を考えている会社なので、もし御存知ない方がいらっしゃいましたら要注目です。いや、僕が言うことでも無いんですけれども。
占いは基本的に信じない。 名前とか誕生日を入力したら明日の運勢がはじき出されるような占いサイトなんて、なおさら信じない。俺の運勢がコンピューターなんかにわかってたまるか。人間には数式なんかじゃ表せない複雑な部分があるんだ。 そういう心構えで今までやってきたが、さっきフジテレビのサイトでアナウンサーのページを見てた時に、「お気に入りのアナウンサーとの相性診断」というコーナーが目に入り、ちょっとやってみたところ俺と中村仁美アナの相性がAランクだった。この結果は全面的に信じたい。コンピューター万歳。 やっぱりコンピューターの占いって当たるんじゃないかと思う。ピタゴラスは言った。「万物は数である」と。どういう思想かよく知らないけど、たぶんピタゴラスだから直角三角形の話だろう。直角三角形の斜辺の長さが他の二辺からわかるように、俺と中村アナの誕生日から二人の幸福が割り出される。ここに議論の余地は無い。数こそはすべて。 占い結果に付いてたコメントを読む。「二人に共通の目標があれば、運のカーブを大きく上昇させることが可能です。」共通の目標か。じゃあ、当面の目標は「打倒・高島彩」にしよう。俺の目標は置いといて、それが彼女の願いだろうから。譲歩から始まる幸せもある。よし、がんばろう。とりあえず明日から、めざましテレビ見ない。 ついでだから高島彩との相性も占ってみた。結果はAランク。コメント「二人に共通の目標があれば、運のカーブを大きく上昇させることが可能です。」 もう信じない。
あぁ、また「小学生の頃に先生から聞かされたウソっぽい話」を思い出した。そのまま書いてみる。こんな話だった。 ------------------------- ある夏の日のこと。干上がったダムの上を通りかかった男が居た。
そのダムの深さ50m。 この男が、突風に煽られて50m下に落ちた、と。 にも関わらず、かすり傷だけで済んだという。
助かった理由が3つ。
理由1・ダムなので直角ではなく、少し傾斜になっていたこと。
理由2・その日たまたま雨が降って、少量とはいえ底に水が張っていたこと。
理由3・雨が降っていたので、男が傘をさしていたこと。
------------------------- これを聞いた時は、さすがに小学生と言えども教室中が「ウソだ!」と叫んだ。しかし先生は、思いっきり真顔で「これは新聞にも載った有名な事件だ」と言い張った。 どなたか、この話を知ってる方はいらっしゃいますか。教えてください。この話は本当ですか。先生を信じていいですか。そしてダムの上を歩く時は傘を持ち歩いた方がいいですか。
今日は元・女子バレー日本代表選手の、中田久美の誕生日だ。 9、3、で「くみ」になったそうだ。シンプル過ぎる由来。9月3日生まれの、昔の知り合いに聞いた。5年前に。インパクトの強い話だったので毎年9月3日になると思い出す。ドラえもんも同じ誕生日だって言ってた。嬉しそうに。 きっと君は今、好きな男に同じ話をしているだろう。得意気な顔で。でも今はインターネットがあるから、今日が誰の誕生日なのかなんて、すぐに知る事ができる。「今日は何の日」みたいなサイトもいっぱいあるから。いつかまた話す機会があったら教えてあげたい。ジョニー大倉もマイケル・ホイも9月3日生まれだって。そして9月3日の誕生花がマーガレットだって。ついでだから、俺の誕生日が横山やすしと一緒で、誕生花はアスパラガスで、花言葉が「無変化」だったことも。
ねえ、アガタ・モレシャンも9月3日だったよ。もう一度、君に逢いたい。
何年か前に、友人から「北海道の某企業がチーズ工場の生産ラインを増強したので、カマンベールチーズの生産量が今までの17倍になるらしい」との話を聞いた。 どうしよう、という感想。17倍って何だ。どれだけ食えばいいんだ。 その話が今頃になって気にかかり、検索してみたのだが、どんなに調べてもそんな話は出てこない。そしてスーパーに行っても、カマンベールチーズの陳列量が増えたとか、特別に値段が下がった、ということは無いと思う。 でも、友人の話は信じたい。きっと昔の17倍のチーズが生産されているはずだ。それなのにスーパーには昔と変わらない量しか無く、値段も下がらないというのはどういうわけだ。 考えた。たぶん、チーズをすごい勢いで食ってる奴がいるんだと思う。そしてそいつは、もしかしたらあなたの家の隣に…。
怪談っぽくしてみました。怖いですか。
ジャンバラヤ初体験。さっきモスバーガーで、期間限定新メニューのジャンバラヤチキンバーガーを食った。ウンナンのファミレスコントでその名を聞いてから何年の歳月が流れたであろうか。やっとジャンバラヤに出逢えた。本当のジャンバラヤとは違うのかも知れないけど、今日から俺は「ジャンバラヤを食べたことがある人」として生きていく。 半年くらい前に、初めてイカ墨スパゲティを食った。オーマイ・パスタソースシリーズ。レトルト。ジョジョの奇妙な冒険でその名を目にしてから何年の歳月が流れたであろうか。やっとイカ墨スパゲティに出逢えた。本当のイカ墨スパゲティとは違うのかも知れないけど、その日から俺は「イカ墨スパゲティを食べたことがある人」として生きてきた。 どうも俺はウソくさいもので「食べ物初体験」を済ませている感じがする。トム・ヤム・クンを初めて食べたのは白木屋だった。チヂミもそう。あれは本物と呼んでいいものなのだろうか。どうもウソくさい。ヘタすると2年前に生まれて初めて食ったふぐ刺しも、時間が経ってかたくなったヒラメとかだったんじゃないか。 どうしよう。何も信じられなくなってきた。俺が食った馬刺しは本当に馬か。俺が食った湯葉は本当に大豆からできていたか。俺が食ったフォアグラは本当にフォアグラか。 勢いで、ちょっと見栄をはってしまった。フォアグラは食ったことない。フォアグラ初体験はいつになるのだろうか。どうせウソくさい店で出逢うことになるのだろう。でも、俺も大人だ。食べる時は「フォアグラ最高!」っていう顔をしよう。それが大人のマナー。そして「幸せを感じる心を手に入れる」って、たぶんそういうこと。
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