カテゴリ別ログ
ログ検索
  
メール
  • (フォーム準備中)
リンク
サイト情報

<<前の記事 次の記事>>

ブラウザからアマザーを呼び出す(1) - IE / Sleipnir
まず、IEの右クリックメニューからアマザーを呼び出す方法を紹介します。

IEの右クリックメニューを拡張するには、スクリプトファイルを用意して、それをIEに登録するという作業が必要です。

スクリプトは、だいたいこんな感じです。(→ダウンロード
'//開いているページのURLをアマザーに渡す
<SCRIPT LANGUAGE="VBScript">
UrlTxt = external.menuArguments.top.document.URL
Set WSHShell = CreateObject("Wscript.Shell")
cmdArg = "/url=" & UrlTxt
am = """C:¥tool¥am¥アマザー.exe""" & cmdArg
WSHShell.Run am
</SCRIPT>

'//リンク先のURLをアマザーに渡す
<SCRIPT LANGUAGE="VBScript">
LnkTxt = external.menuArguments.event.srcElement.href
Set WSHShell = CreateObject("Wscript.Shell")
cmdArg = "/url=" & LnkTxt
am = """C:¥tool¥am¥アマザー.exe""" & cmdArg
WSHShell.Run am
</SCRIPT>

'//選択している文字列をISBN/ASINコードとしてアマザーに渡す
<SCRIPT LANGUAGE="VBScript">
SelTxt = external.menuArguments.document.selection.createRange().text
Set WSHShell = CreateObject("Wscript.Shell")
cmdArg = "/asin=" & Trim(SelTxt)
am = """C:¥tool¥am¥アマザー.exe""" & cmdArg
WSHShell.Run am
</SCRIPT>

ピンクで書いてある部分は、自分のパソコンでのアマザーのフルパスに書き換えてください。編集し終わったら、これらのスクリプトを、好きな名前に拡張子.htmlで保存して、IEに登録します。登録はレジストリの変更を伴う作業なので、専用のツールを使います。検索してみて、好きなものを使ってください。一応、動作確認に使ったのはIE MenuExtというツールです。定番みたいです。「リンク上」「テキスト選択時」など、メニューに出すタイミングも選べるので、適当に設定してください。

これで完了です。IE系のブラウザなら、この方法でブラウザからアマザーを呼べるようになります。

-------------------------

ついでに、IE系ブラウザの中でもユーザーの多いSleipnirでの方法を紹介します。

Sleipnirを使っているなら、右クリックメニューの拡張ではなく、こんなスクリプトを置く方法もあります。(→ダウンロード
'//Sleipnirで見ているページのURLをアマザーに渡す
Set WSHShell = CreateObject("Wscript.Shell")
Set slpObj = CreateObject("Sleipnir.API")
cmdArg = "/url=" & slpObj.URL
am = """C:¥tool¥am¥アマザー.exe""" & cmdArg
WSHShell.Run am

Set slpObj = Nothing
Set WSHShell = Nothing

'//選択している文字列をISBN/ASINコードとしてアマザーに渡す
Set WSHShell = CreateObject("Wscript.Shell")
Set slpObj = CreateObject("Sleipnir.API")
id = slpObj.GetDocumentID(slpObj.ActiveIndex)
Set document = slpObj.GetDocumentObject(id)
if document Is Nothing then
    Call slpObj.MessageBox("Document オブジェクトを作成できません")
else
    SelTxt = document.selection.createRange().text
    if Len(SelTxt) > 0 then
        cmdArg = "/asin=" & SelTxt
        am = """C:¥tool¥am¥アマザー.exe""" & cmdArg
        WSHShell.Run am
    else
        Call slpObj.MessageBox("文字列が選択されていません")
    end if
end if

Set document = Nothing
Set slpObj = Nothing
Set WSHShell = Nothing

これらのスクリプトを拡張子.vbsで保存して、メニューバー[スクリプト]→[スクリプトの整理]で開くフォルダの、好きなジャンルのところに入れておくと、メニューバー[スクリプト]→(ジャンル名)から呼び出せるようになります。

また、UserAction Extensionというプラグインを導入してスクリプトファイルをC:¥Program Files¥Fenrir & Co¥Sleipnir¥plugins¥scriptsに置けば、メニューバー[ツール]→[Sleipnirオプション]→ユーザインタフェースで、キーボードやマウスジェスチャから呼び出す設定が行えるようになります。ただ、Sleipnirの仕様の都合上なのか、UserAction Extensionから2番目のスクリプトを使うと、今のところエラーが出るみたいです。Sleipnirがバージョンアップして、これが動くようになれば、C:¥Program Files¥Fenrir & Co¥Sleipnir¥resources¥languages¥default¥japanese¥ SmartSearchPopup.xmlを編集してSmartSearchに登録することで、さらに便利に使えそうです。

△ PAGE TOP