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2005年02月ログ。   

 台所用洗剤ジョイのCMが新しくなった。
(CM → ブロードバンド用ナローバンド用


 まず、流出した重油か何かで油まみれの鳥をボランティアの人が洗ってる映像が流れる。そこへテロップ。

ジョイは野生動物救護獣医師協会が認定した唯一の洗剤です。

 さらに、ジョイが認定された理由について子供の声のナレーションで説明が入る。「鳥の体にやさしくて、油もよーく落とすからだそうです」 第三者機関が認定するほど体にやさしくて、油も落ちるという宣伝なんだけど、最後に再び出てくるテロップで

ジョイの売上の一部は鳥たちの救済活動に役立てられています。

 認定と援助。果たして、この二つに何の関連も感じない人が居るだろうか。何が「よーく落とすからだそうです」だ。いかにも第三者が公平な目で見たうえで言ってましたよ、みたいなニュアンスを出して。いやらしい。子供に言わせてるところもあざとい。

 まあ、それでも鳥がたくさん救われるなら、いいことなんじゃないですか。援助だって後から決まったことかもしれないし、文句を言う筋合いではない。善行をまっすぐな目で見られない俺の心が汚れているだけ。俺の心の汚れもジョイで落ちたらいいのに。ていうか、むしろ俺なんかはジョイより女医の方がいい。女医で構成された第三者機関がボランティアで俺の汚れを。冷やで一杯やりながら。あはははは。最高。

 俺の汚れは取り返しがつかない。


 格闘マンガは、敵がどんどん強くなる。

 まず、強い敵が出てくる。主人公が成長して、そいつを倒す。すると物語の行きがかり上、もっと強い敵が出てくる。また主人公が成長して、そいつも倒す。さらに強い敵が…。繰り返し。繰り返してる内に、もう何だかわからないくらいに敵が強くなっていく。それを揶揄して、よく「強さのインフレ化」なんて言う。

 「前のやつよりすごいんだぞ」というやり方は安易で、あまり誉められた手法では無いけど、移り気な子供達の目を引き続けるためには仕方のないことだと思う。

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 ところで、ヒット曲を連発し、前作の「世界にひとつだけの花」が国民的ヒットとなったSMAP。先月発売された新曲は、なんとエリック・クラプトンが作曲したそうだ。次の曲どうするんだろう。


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