2004年10月ログ。 |
お知らせです。
さて、もうひとつお知らせがあります。一部の方々、大変お待たせいたしました。
今年も俺と編み物しようぜ!
ホームページに広告を入れると金がもらえる。 興味を持ったのでいろいろ調べてみたところ、書籍・CD・家電などのネット通販を手掛けているAmazonというサイトの広告システムに人気があるらしく、任意の商品を自分のサイト上からリンクして紹介すると、そのリンクを経由して商品が売れた場合に売上の5%がもらえる仕組みらしい。さっそく俺も紹介して金をもらいたい。 では、どんな商品を紹介すれば儲かるだろうか。やはり、たくさん売れるものがいいだろう。そう考えると、今から広告を入れるとしたら、一ヶ月後に発売されるドラクエの最新作なんかがいいと思う。プレステ2用ゲームソフトのドラクエ8は、一説には300万本もの出荷が見込まれているという。税抜き8,800円×300万本で、総売上が264億円。これは大きい話になりそうだ。発売日に300万本すべてが俺のサイト経由で売れたと仮定して、その5%がもらえるわけだから264億×5%で、13億2000万円。たった一ヶ月で約13億。これはすごい。イチローが一ヶ月でだいたい一億くらい稼いでるらしいので、13倍の収入。ということは、野球で稼ごうと思ったらイチローの13倍の成績を残さなければもらえない金額だ。年間3,406安打。打率48割。1打席につき、5本ヒットを打つ必要がある。無理だ。無理なくらいの収入になるわけだ。一気に富豪への道が開けた。よし、来月クルーザー買おう。 冷静になろう。たぶん違う。13億ももらえるわけがない。どこかで間違ったかもしれない。どうも「仮定して」のあたりが怪しかった気がする。あと、野球に換算したのは意味なかった。 だいたい、うちのサイトは一ヶ月で300万人も訪れるような場所ではなかった。どう考えても来訪者数以上は売れない。そして、たまたまここを訪れてくださる方々だって、全員がドラクエ買うわけではない。だいいち、俺が買わない。まずプレステ2もってない。前作のドラクエ7はプレステ用ソフトだったので買ったんだけど、なんか石版あつめろみたいなこと言われて、面倒くさくなって途中でやめた。石版とか言われてもドキドキできなかった。いつの間にか俺は大人になっていた。 俺の思い出話はどうでもいい。金もうけの話だ。ここまでで、ドラクエみたいにたくさん売れる商品を紹介しても、大きな収入につながらないことがわかった。なぜならここが何百万人も訪れるサイトではない以上、売れる数が限られているからだ。では、数が限られているならどうすれば儲かるのか。俺は大人になったので、そういうことなら知っている。簡単な話だ。単価を上げればいい。
そういうわけで、うちのサイトで広告として紹介するなら、これがいいと思う。
カノープス SDWS-1000 SDノンリニア編集システム 税抜き188万円。5%が俺の取り分なので、一台売れただけで94,000円もらえる。
もしも購入される方がいらっしゃいましたら連絡ください。すぐにでもAmazonに広告加入の申請をして、うちのサイト経由で購入できるようにします。でもインターネットで200万の買い物する人って、本当にいたら少しバカなんじゃないかな。
今日、テレビのニュースで「今の小学生の50m走の平均タイムは、20年前に比べて約0.5秒も遅くなっている」と言っているのを見た。昔の子供は元気が良かったのだなあと、戦後あたりの白黒映像を思い浮かべながら感心していたのだが、ちょっと考えてみると20年前の小学生っていうのは俺のことだと気付いて愕然とした。旧世代として比較対象になっているのは俺だった。自分ではまだまだ小僧のようにフレッシュな心持ちで暮らしていたが、いつの間にか旧人類と呼ばれる側になっていた。白黒フィルムに目をこらすと、画面の片隅で笑顔の俺が手を振っていた。本当にあった怖い話。 旧人類の俺からすると、小学生の体力低下は、新人類の登場を告げているのではないかと思われてならない。子供の頃にマンガで見た未来社会に生きる人類像は、脳の発達にともなって頭が巨大化し、手足は使わないので退化して細くなり、その結果タコのような異形の生物になりはてていた。そうした変化の前兆が、思っていたよりもずっと早く訪れた。ヘタをすると30年後くらいにはタコみたいな頭脳派世代が社会を牛耳り、肉体派世代の旧人類であるところの俺は、彼らの退化した手足の代わりとなることを求められ、アゴで使われているかもしれない。 「老いては子に従え」と言う。まさかタコに従うことになるとは思わなかったが、正味の話、社会に適応した新種が生まれてくる以上、旧種族は社会の中心には居られないのだ。それも時代の流れなら仕方がない。新人類に媚びへつらって生きていこう。「お前のような奴に給料を払うのはムダな出費だ」なんて言われても、卑屈な笑顔を崩さないまま言い返そう。 「タコだけに、ムダなお足が出るようでございます。」
前回、肛門に指を入れる話を書いたところ、さまざまな反響をいただきました。ありがとうございます。 自分としては、下ネタのつもりではありませんでした。「肛門」という一単語だけを取り上げてみれば、もしかしたら下ネタに見えてしまうかもしれません。しかしそうではなく、コストをかけなければ感動を得られなくなってしまった大人達への「こんなに身近なところにもまだ見ぬネバーランドが残ってるじゃないか、それって素敵なことだよね」というメッセージだったのです。ネバーランドの『ネバー』っていうのは、そういうことなんじゃないかと思うわけです。 ただ、既に肛門がネバーじゃない方には伝わりづらい話だったかもしれません。意外とそういう方も多いようです。そこはお詫びいたします。 … なんか頑張れば頑張るほど下ネタになってる気がするので、もう下ネタだったということでいいです。
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新聞広告より。
歌丸がいよいよフィナーレ。たぶん、そういうことだと思う。迫るXデー。
おっさん壁紙にタージン追加。
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