2003年11月01日ログ。 |
●2003/11/1彼女の誕生日が迫っているのだが、それに先駆けて彼女が今日、財布を落としたそうだ。落胆した声で電話がかかってきた。どう考えても俺が買うんだろうなぁ、財布。よりによって今おとさなくてもいいのに。タイミング良すぎる。本当に落としたのか。 こんな時に疑うべきではない。俺が買うことにしよう。財布は意外と人に見られる機会が多いのでキチンとした物を持った方がいい、とか良く言う。まあ、俺も彼女も田舎者だからブランド品でも買っておけば問題ないのだろうとは思う。しかし、どうもそれも面白くない。どうせだから「え!?こんな財布が!?」みたいなやつを渡したい。 そう思ってネットで検索してみたものの、あるのは「エレガンス」とか「高級感」といった、お決まりの文句が並ぶページだけで、「驚きの新機軸!」とか、「待望の機能搭載!」なんてことが書いてある財布のページは一つも無かった。財布は進化を止めていた。画期的な財布というのは無いのだろうか。 それで考えてみたんだけど、お札のシワをのばしてくれる財布があるといいと思う。具体的に言うと、片面がアイロンになってる財布。たぶん熱いけど仕方ない。改革には痛みが伴うものだ。
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