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2003年08月01日ログ。   

●2003/8/1

 どうも仕事が長引いた。今日はずっと楽しみにしてた「お馴染みナイト」の夜だってのに。普段はクラブになんか行かないが、今夜だけは特別だ。だって、あのイベントのチケットが手に入ったんだから。

 やっと会場に辿り着いたが、既に終盤のムードが流れている。ステージを見ると、ちょうど横山ホットブラザーズがノコギリを持って裏へ引っ込むところだった。くそ、見たかったな。

MC「次はコイツの出番だ、カモン!ライドオン!マギイイイィィィ!シ・ロウ!」

 ナレーションの声に反応して盛り上がるフロア。壇上中央に歩み出るマギー司郎。あぁ、来て良かったなと思う。

 

「この手品はね、宇都宮の商店街で営業やった時に評判良かったんだけどね、この縦ジマのハンカチね、こうやってクシャクシャーっと丸めると…」

 会場内に「来たぞ」という雰囲気が流れる。

 

「横ジマになっちゃうんだよね」

聴衆「ウオーーー!!お馴染みだ!!」

 

 おいおい、ついにハンカチ横縞になるやつ生で見ちゃったよ、と聴衆の口々から感動の声がもれる。マギー司郎は深々と頭を下げ、袖へと消えた。

MC「サンキュー、マギー!次もお馴染みのアイツだ!Tamagawa!Quartet!」

いつの間にか壇上に玉川カルテット。ギターの小っちゃい人が前に躍り出る。

「金もいらなきゃ女もいらぬ〜〜!」

 

ためにためて、あの一節。

 

「私ゃもすこし背が欲しい〜!!」

「ウオーーー!!!」

興奮冷めやらぬフロア。

MC「イエス!おっと、そろそろ終わりの時間が来たようだ。今日のラストを飾るのはアイツだ!ライト・マイ・ファイア!リュウショォォォウ・シュンプウテイ!!」

 もう終わりか、残念だ。でも柳昇出るのかよ!すげぇ!暗転していたステージの照明が一斉に中央を照らすと春風亭柳昇が現れる。

 

「えぇ、大きいことを言うようですが、今や春風亭柳昇と言えば、我が国では……」

 

 会場の空気が止まる。期待に満ちた顔で埋め尽くされたフロア。

 

「オンリーワンでございます」

 

 えー!?

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 汗ビッショリで目が覚める。いかんいかん。疲れているようだ。

 



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