2003年06月25日ログ。 |
●2003/6/25スパイ・ゾルゲという映画が封切られたようだ。 日本とドイツの情報を旧ソ連に送り続けた国際スパイ、リヒャルト・ゾルゲ。彼の生涯を、その激動の時代とともに巨匠・篠田正浩が渾身の力を込めて描く。 そんな説明を読みながらも、ゾルゲとは関係なく沸々と沸き上がってくる思い。 スパイになりたい。 スパイに憧れたことは、男なら誰しもあるのではないだろうか。サングラスをかけたい。コードネームで呼ばれたい。暗号文で会話したい。水に溶ける紙でできたメモ帳を持ち歩きたい。俺も北朝鮮の機密事項を日本に流したりしたい。 そんな事を漠然と考えながら新聞の映画欄を眺めていると、もっとすごいのがあった。 二重スパイ これはすごい。普通のスパイでもかっこいいのに、二重でスパイ。二重でかっこいい。自分の国でも、相手の国でもかっこいい。そして、ちょっとずるい。漂う背徳の香り。そこもまたいい。 さて、本気でスパイになるにはどこかの情報機関に入らなければならないが、どうやって入るのかというと、スカウトがほとんどだそうだ。 誰か、俺をスカウトしないだろうか。面接だけでもして欲しい。語学は苦手だが、手品なら少しできる。
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