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2004年01月08日ログ。   

●2004/1/8

 東京でカメラマンのアシスタントをしている友人に聞いた話。師匠のカメラマンが何百万円もする最新鋭のデジカメを導入したそうで、それを使うと雑誌なんかに使えるレベルの写真も撮れるそうだ。ただ、高画質化のせいでどうしてもデータ容量が大きくなってしまい、写真一枚分が140メガくらいあるとか。普通の記憶媒体では足りないので、ケーブルで外部の記憶装置とつないで使うらしい。しかし140メガってすごい。俺のデジカメだったら、一回シャッターきって終わりだ。

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 最近の携帯電話には、割と高機能なデジカメが付いている。

 いまどきコンパクトデジカメを買うなら携帯電話に付いてるカメラで十分だ。だから、これからコンパクトデジカメが生き残っていくには、カメラ付き携帯を圧倒的に上回る何かがが無いときびしいと思う。では、これからの単体デジカメはどうなっていくべきか。

 やはり求められるのは高画質化だろう。簡単な写真はカメラ付き携帯で撮り、きちんとした写真は単体デジカメで撮る。そういう使い分けに値する画質。

 そうなると問題はデータ容量の肥大化だ。一枚140メガの写真が撮れるコンパクトデジカメが登場したら、ちょっとやそっとの記憶媒体では追いつかない。極小ハードディスクの開発も進んでいるようではあるが、どうしたって持ち運びの利く媒体の容量には限りがある。

 だから通信機能を搭載するといいと思う。デジカメ内の記憶媒体がいっぱいになったら、データを通信機能で自宅のパソコンにでも飛ばしてしまえばいい。今のところ無線で140メガものデータをいくつも送信することは現実的でないが、来年にはFOMAの回線もADSL並みの速度になるそうだし、そのうち何とかなるだろう。

 電話の回線を使うとなったら、せっかくだから電話もできるといいと思う。もうカメラ付き携帯なんていらない。なんせデジカメで電話できるんだから。

 

 今日はデジカメ業界に貴重な提言ができた。カメラ付き携帯に負けないよう、俺の意見を参考に頑張っていただきたい。

 



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