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2003年08月06日ログ。   

●2003/8/6

 ラートやってみたくないか。

 

こういうやつ。転がって進む。

 これに乗ったら、たぶんすごい笑うと思う。もう止まらないと思う。笑いも回転も。

 笑いたい。心から笑いたい。ラートで。

 そこで検索してみたところ、やはりラートを導入している施設というのは少なかった。こちらのページの下段にある表によると、ラートを持っているのは、ほとんどが学校。そして俺が住む北海道でラートがあるのは北海道教育大学のみ。OBでも無い俺がフラっと立ち寄って「乗せてくれ」って言ったって無理だろう。動機も不真面目なので頼みづらいし。そしてもし乗せてもらったところで、ゲラゲラ笑ってたら怒られるだろうし。

 こうなったら個人購入しか無い。さらに調べた結果、一台20万円くらいだということもわかった。ちょっと高い。ポンと買うような値段では無い。しかも買うのはいいとして、どこで乗るんだ。公道か。さすがにマズい。子供が路地で一輪車に乗って遊んでるのとはワケが違う。大人が深夜にラートを転がしてるところなんて見られたら、警察を呼ばれても仕方ない。しかも途中でまかり間違って事故死でもしたら、「札幌を車で通る時、時速100キロで追い掛けてくるラート男」みたいな間抜けな都市伝説にならないとも限らない。

 こんなに乗りたいのに、考えれば考えるほど無理だ。札幌でラートに乗るのは不可能なのか。

 ここで思いついた。きっと潜在需要はある。札幌にラート専門の遊技場を作ってしまえばいいんだ。貸倉庫の家賃の相場を調べたりしてちょっと計算してみたんだが、内面積100坪くらいの倉庫を借りて少し改装してラート3台置いて指導・補助のためにラート部のバイト2人使ったとして、一日5万円も売り上げがあれば3年くらいでペイしそうだ。5人前後のグループ客をターゲットに貸し切り1時間1万円に設定して、だいたい一日5組。

 

 あぁ、全然ダメだ。一日5組って。絶対そんなに客こない。借金を抱え、ラートに乗って夜逃げする様が目に浮かぶ。

 たぶんその時、俺の顔は笑っていない。

 



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