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2003年08月19日ログ。   

●2003/8/19

 札幌近郊で開かれたロックフェスティバルに行ってきた。

 今年の会場がとにかく広くてビックリ。まず駐車場から会場までテントを担いで30分歩く。会場に入ってからテントエリアまで、また30分歩く。足場は砂地で歩きづらい。テント張ったら今度は各ステージへの移動。ステージが5つあり、それぞれがまた異常に離れている。

 音楽を聴く時間より歩く時間の方が長い。ロックフェスというより移動フェス。足の裏には水ぶくれ。それをかばいながら歩いていると今度はヒザがおかしくなってきた。どんどん腰も痛くなる。泣きそう。休憩したい。

 各ステージ間を移動する人の群れは、さながら音楽を求めてさまようジプシー。俺が吠えてもキャラバンは進む。吠えてる場合じゃない。ついて行かないと、見たいライブが見られない。

 さんざん疲れてしまい見たいものも見ずに初日を終え、テントでぐったりしていたところ、俺達とは別のグループで来場していた知人から深夜3時頃にメールが来た。

女4人でワイン飲んでるんだけど来ない?
これからホットドッグパーティーもするよ

 普段なら飛んでいくところだが、そこへ行くにはまた相当歩かなければならない。疲れちゃってもうそれどころじゃなかった。メールを無視して眠りに入ってしまった。そして次の日の朝、思ったこと。

 ホットドッグパーティーって何だ。

 初めて聞いたが、何かアメリカンな印象のイベント名だ。テーブルの上に並ぶウインナー、レタス、パン。はさむ、ケチャップ、食べる。はさむ、ケチャップ、食べる。楽しいか、それ。そしてそれは女4人で深夜に執り行うようなものか。

 

 ここからは全く俺の想像でしかないので無視してもらってかまわないのだけれど、もしかして「ホットドッグパーティー」って、何かの暗喩じゃないか。みなまでは言わないが。そんなものに俺を呼ぼうとは、全くいやらしい!

 いやらしいのは俺だ。

 



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