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2003年07月03日ログ。   

●2003/7/3

 耳掻きって、いつまであの形なんだ。

 これだけ科学が発達してるというのに、耳掻きだけは進化を遂げていない感じがする。バリエーションも、ライトだの掃除機だのが付いてるような小手先の変化を除けば数種類しか思い当たらない。だからと言って誰も耳掻きの進化なんか求めていないのか、というとそんな事は無いはずだ。たぶん10年くらい前だと思うが「耳に差し込んで火をつけると耳垢が吸い上げられるロウソク」が話題になったことがあった。

この後、円錐状のところを開くと、耳垢みたいなものがビッシリ。こんなの。

 渡辺満里奈とかが得意気に紹介していたのを思い出す。この商品自体は本来リラクゼーション目的のものだったらしく、耳垢を取る役割を果たしていると思ってたのは渡辺満里奈だけだったので凄い勢いで忘れ去られたが、こんなものが静かなブームを呼んだりするところを見ると、みんな耳掃除には感心があるのだと思う。

 きっと画期的な方策があるはずだ。今までの形で無い何かを発明すれば巨万の富を得られるのではないか。何十年後かの教科書には、玄関が暗くて靴が見つからない時に一万円札に火をつけて「これで明るくなつたらう」って言ってる耳掻き発明家の風刺絵が載るかも知れない。

 実は、一儲けを企む諸兄に報告がある。かなり昔から温めていた、新しい耳掃除アイテムのイメージがあるのだ。それをここで公表したい。

 歯医者で銀歯を作ったりする時に、型を取るために使うスライム状のアレを想像して頂きたい。時間が経つと固まるアレだ。もう少し柔らかめに固まる(ゴムくらい)物質を開発できたなら尚よい。それを耳に流し込む。数分待ってから引き出す。

 ズルン。

 サザエとかの身をズルン、と出す感じで。そうすると、内耳の形に固まったゴム状の物質に耳垢という耳垢がビッシリくっついて…。

 こんな説明で伝わっただろうか。この案は、かなりいい線を突いていると思う。耳の中がツルツルになること間違い無し。想像しただけで気持ちよさそうだ。もしこういったものを開発できる環境にある方がこれを読んでいるならば、この案は自由にパクって頂いて構わない。構わないどころか、是非パクって頂きたい。アイディア料とかケチくさい事は言わない。歯医者に行くたび帰り道でこの案の実現方法を考えてしまうのが、もうイヤになったのだ。

 



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